母性 - 湊かなえ

湊かなえ

Add: minora64 - Date: 2020-11-29 23:16:18 - Views: 3349 - Clicks: 7504

湊かなえさんの「母性」について最後あたりに、初めて娘の名前ができましたね。でも私は娘の名前が出てこないのを何とも思わず、違和感もなく、読み進めていました。初めて出てきて、そー いえばって感じでした。あと、母性を語る教師が女性だったんですね。私は勝手に、男性だと. 女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。. やはりいい作品ですね。 さて、今回私が読んだ本は、湊かなえが書いた、 「母性」です。すっかり湊かなえファンになっているみたいです。 早速紹介していきましょう。 母性 (新潮文庫) 作者:湊 かなえ 発売日: /06/26 メディ. 湊かなえさんの「母性」について最近読みましたが、疑問点があります。・冒頭の「10月20日午前6時頃〜」から始まる事件は、物語の当事者(分かりづらいのでルミ子、清佳とします)が 関係している事件ですか?. 最後、あれだけ壊れていた一家がこのようにまとまることにある種のご都合主義を感じなくもありませんでしたが、結論にある意味とてもすっきりしました。 母性とは人それぞれであり、それがあるからといって子供が幸せであるという確証は得られないのです。 でも、母親とは自分を捧げて愛情を子供に注いでいくのですね。 改めて自分の母親のことを考え、とても愛されて育ったなと、母親への感謝が止まりませんでした。 湊さんのランキングを作りました。.

みんな大好き湊かなえ! の「母性」の小説を読んでみた。 映像化されたら、nhkの朝ドラであろうがどれだけ長かろうが全部見たい! 母性の小説のキーワードとなるのは. 清佳があと半年で小学校に入学するという頃。 田所は仕事で月の三分の一は夜勤に出なければならず、不安なルミ子は田所がいない日だけ母親に来てもらうことにしました。 そんなある日、台風が訪れ、激しい雨風が家を襲い、夜の八時過ぎに停電が発生します。 ルミ子は台所と居間にろうそくを立て、灯りをともします。 それ以上のことは起きなかったため、一家は就寝しますが、ルミ子はそこで雨音が尋常じゃないことに気が付き、それから遠くから何十台の車のクラクションが一斉に鳴っていることに気が付きます。 この時点でルミ子が知るはずもありませんが、川が氾濫し、町中の車が浸水していたのです。 家全体が揺れる中、清佳が呼ぶ声がして向かうと、そこにはタンスに押しつぶされた母親と清佳の姿でした。 ルミ子は助けを呼びに行こうとしますが、なんとろうそくの火が原因で居間が燃えていたのです。 限られた時間の中、ルミ子は母親を助けようとしますが、母親は清佳を助けるよう懇願します。 しかし、ルミ子は母親である前に、娘であるという気持ちが一番だったのです。 その後、母親の必死の説得があり、ルミ子の記憶は曖昧ですが、おそらく清佳を助け出して外に出たのではないかと思われます。 この事故に関して、清佳の回想でも母親(祖母)の存在の大きさが語られ、無償の愛をくれた唯一の人と言っています。 つまり、ルミ子の愛情とは母親に褒めてもらうための感情であり、娘の清佳には届いていなかったのです。 こうして、幸せな日々は終わってしまいました。. More 母性 - 湊かなえ. 母性 - 湊かなえのページをご覧の皆様へ HMV&BOOKS onlineは、本・CD・DVD・ブルーレイはもちろん、各種グッズやアクセサリーまで通販ができるオンラインショップです。 Pontaポイントもつかえて、お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!. .

母性 - 湊 かなえ - 本の購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!みんなの. 湊かなえ『母性』で崩壊する母としての自信 最初に母性の崩壊などと恐ろしいことを書きまたが、本書自体を否定するものではありません。 むしろこの作品に共感し、自身の母性と向き合うきっかけを作ってくれた、素晴らしい作品です。 ではなぜ母性の崩壊なのかというと、読みやすい. 映画化された湊かなえの小説『少女』を解説!衝撃のラストとは? 累計100万部を突破した湊かなえさんのベストセラー小説『少女』。「死」に興味を持った2人の女子高生を描いた本作ですが、衝撃のラストが見逃せません。映画や漫画でも人気沸騰中!. See full list on hyakuhon. See full list on reviewne.

jpで詳細を見る. ホーム 湊かなえ 母性. 湊 かなえ『母性』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。読書メーターに投稿された約件 の感想・レビューで本の評判を確認、読書記録を管理することもできます。. ただ自分と自分の母親の関係のみ美化し、それ以外のものを一切認めようとしなかった母親に最後まで愛を求め続けた娘だったけれど、その思いは最後まで報われることがなかったのがなんともやりきれない。 ただ死んだと思っていた娘が結局生きることができており、しかも新しい命まで宿すことができた展開はよかったと思う。絶望と哀しみのまま死んだのでは救いがなさすぎる。そういう意味で、このことは良かったし、しかも自分が母親にしてもらいたかったこと全てを子供に注ぎ込むことで、結果自分の気持ちも救われるのではないかと思う。. 湊かなえさんの作品でもあるし「母性」という、意外と巷にある言葉に惹かれ購入 期待を裏切らない展開にもう「一気読み」でした。 それにしても、どうしてこんな風に彼女の作品は「人間の関係性」について、魅力的に描けるのだろう、と. 湊かなえさんの「母性」という小説の中で、「愛、能う限りに」という一節が出てくる。 17歳の女子高校生が転落自殺をするという新聞記事を読んだある高校教師が、同僚に対してその子の母親がコメントした「愛、能う限りに育てなのに」という言葉に. 湊かなえさんは意識してもすれ違ってしまう「母娘」で上手に物語を作ったと思います。 母性って複雑だなぁとあらためて感じました。 「母性」湊かなえさん自身、母と娘の関係で何か葛藤があるのでしょうね。.

湊かなえさんの作品でもあるし「母性」という、意外と巷にある言葉に惹かれ購入 期待を裏切らない展開にもう「一気読み」でした。それにしても、どうしてこんな風に彼女の作品は「人間の関係性」について、魅力的に描けるのだろう、と いつも思います。. 母性 - 湊かなえ/著 - 本の購入はオンライン書店e-honでどうぞ。書店受取なら、完全送料無料で、カード番号の入力も不要!お手軽なうえに、個別梱包で届くので安心です。宅配もお選びいただけます。. この2人の関係は、世間ではよくあるものなのかどうなのかわからないけれど、個人的には全く理解できないものだった。独身時代ならまだしも、結婚してからも夫よりも母親を頼るその気持ちが全くわからない。また恋愛相談さえ母親にし、いかに母親に気に入るかばかり気にし、そして褒めてもらえることをなによりの喜びとする気持ちが、全くわからないのだ。自分と母親以外の人には上品に失礼のないように接してはいるがそこには情や温度のないものに感じられるし、その情のなさは娘にさえそうだった。娘の手記でも「色のない人生」と語っているように、そこには母親らしい温度というものがほとんど感じられないものだった。しかしその娘にとって色彩を与えてくれる人間は祖母の存在であるわけだから、その母親の母親がおかしいというわけではない。むしろ人格者で奥深い人間だからこそこのように依存してくる娘を気にかけていたかもしれない。 とにかくこの母親の依存心と執着が終始ひたすら気持ち悪いストーリーだった。. 母親目線で始まる話はいつも自分の母親と自分の美しく温かな関係を強調する反面、夫である田所や自分の娘にさえ見下したような目線を持っている。そして彼女の言う「かわいそうな人」という言葉の使い方は、私が今まで感じていた「かわいそう」という言葉の違和感と一緒だ。それも一旦認めて褒めるようなふりをしている分たちが悪い。それもすべて相手のためと豪語し、いつも自分が正しいと思って疑わない妻を夫はどう思っていたのだろうか。夫は後に不倫をするけれど、それは無理ないのかもしれないが、手段としてはかなり卑怯だと思う。何も解決せずただ逃げて、娘も置いたまま自分は居心地のよい場所を見つけてのうのうとそこで過ごしていたのだから。ましてや家を焼け出されたため義理の実家での生活を余儀なくされたところで、このように夫に不貞を働かれたときの絶望は想像してあまりある。しかしこの母親にとってはこのような不幸も自分の母親と自分の特別な美しい関係性を際立たせる、汚らしい凡百の人間のすることと、見下した挙句悲劇の女王になれた出来事だったのかもしれない。 しかし母親と父親の生活を美しいと娘が感じていた時期もあった。そこでの描写は田舎の叙情的な風景とも相まって絵的にはとても素晴らしいものだったけれど、理解できなかったのは「2人は幸せそうではあったが笑顔を見せることはなかった」という描写だ。祖母が来ているときは2人とも笑顔なのに、という文章がつくのだけど、幸せそうな顔で笑顔がないというのが想像できなかったのだ。もしかしたら私が思っている以上に深い表現なのかもしれないけれど、少し違和感が残ったところだった。. 家を焼け出された後、義理の実家に身を寄せなくてはならなくなった家族だけど、そこでは姑のひどい嫁いびりが待っていた。それを必死でかばおうとする娘の気持ちはまるで母親には伝わっておらず、不器用な彼女の乱暴な言動のみが母親の目についてしまいそれを非難される娘の理不尽な気持ちが、とても息苦しくなってしまった。母親ももちろん姑の嫁いびりに耐えてはいるのだけど、確かにこの姑はひどいのだけどそれ以上にこの母親の“上品ながらも相手を見下す”お得意の精神で耐えることができたのではないだろうか。手厚く介護されながらも姑は母親のことを“お嬢様”呼ばわりしていたところから、姑もまた母親のその見下したような態度を肌で感じていたのだと思った場面だった。 そして姑のそのような扱いに屈することこそ、自分の母親の位置を姑のところまで落とすことになるというような意地もあったのだろう、やったことは立派なのだけど、どうもそのままその行動を褒め称える気になれない女性だった。.

中古品ですので、細かいことが気になる方はご入札をお控えください。 ノークレーム・ノーリターンでお願いします。 発送方法:スマートレター180円(補償なし)、レターパックライト370円(補償なし、追跡あり) 自己紹介欄もお読みください。. 11/10限定】母性 / 湊かなえ. 作者の湊かなえさんは、しっかりと伏線を張るタイプの作家なので、 このエピソードが離婚しない理由の伏線なのだろうと思います。 母子家庭に偏見を持ってはいけないと娘を躾けながら、 実は誰よりもルミ子本人が偏見を持っている。. つわりもよくなってきて本を読んだ 読むとイヤな気分になるという湊かなえ 告白を読んだときもうこの人のは読まないと思っていたけど借りたので。 告白、花の鎖、と読んで今日は母性についてメモしておきたい 母. 湊 かなえ (みなと かなえ、1973年1月 -)は、日本の小説家。広島県 因島市中庄町(現・尾道市因島中庄町)生まれ 。武庫川女子大学家政学部被服学科卒業。年には金戸 美苗(かなと みなえ)の名義で第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞した 。.

家は全焼し、三人は田所家に移り住むことになります。 この義母は明らかに迷惑そうですが、それでもルミ子は必死に頼み込んで住まわせてもらいます。 ルミ子は義母に逆らうことができず、どんなに体調が悪かろうが家事に畑仕事とあらゆる作業をこなします。 それでも一切の給料はもらえず、哲史の給料だけでなんとか生活していくだけで必死でした。 そんな状況の中、田所家の次女、律子が家に戻ってきますが、律子はすぐに仕事を辞め、かつ頻繁に遊びに出掛けていくようになります。 しかも明らかに金目的であろうと黒岩克利という男に貢いでいたのです。 律子は一度黒岩を家に連れてきて家族と話し合いますが、家族の二人への不信感は高まり、黒岩は追い返され、律子はショックで部屋に閉じこもってしまいます。 また、律子が勝手に出て行かないように誰かしらが監視しておくことになりました。 そんなある日、清佳が律子を見張る日がありましたが、律子に買い物を頼まれた清佳が目を離した隙に律子はいなくなってしまったのです。 これについては、清佳の回想で律子と口裏を合わせた行動でしたが、律子は約束を破って帰ってきませんでした。 その後、律子がたこ焼きを売っているところを哲史が発見しますが、死んだ者として扱ってほしいと以後、律子との交流は断たれます。 すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、冒頭に出てきた『りっちゃん』の店主とは律子です。 律子がいなくなった後、義母は意気消沈してしまいますが、問題はこれだけではありません。 どれだけ願ってもルミ子は二人目を妊娠することがなかったにも関わらず、母親が亡くなってから六年後、妊娠が発覚するのです。 これに対し、義母、長女の憲子がルミ子を責めます。 憲子は結婚して家を出ていましたが、半年前から毎日のように田所家に通うようになったのです。 理由は、息子の英紀の気性が荒く、手が付けられなかったからです。 義母も最初は娘と孫の来訪を喜びましたが、すぐに英紀の相手を仕切れなくなり、いつもルミ子が相手をさせられます。 あと一週間ほどで安定期に入るという頃合いで軽い出血があり、医者からは絶対安静を言い渡されてルミ子。 さすがの義母もそれを許し、ルミ子は離れで休んでいましたが、それでも構わず憲子は英紀を連れてきます。 清佳はそれに怒り、二人に怒鳴りますが、ルミ子はその汚い言葉に絶望し、怒るよ. 母親の名前は終盤まで出てきませんが、記事を書く都合上、ルミ子と先に出させていただきます。 ルミ子は二十四歳の時、当時通っていた絵画教室で知り合った田所哲史と結婚します。 ルミ子からしたら田所の絵は辛気臭いものでしたが、世界で一番愛する母親に見てもらったところ、母親はその絵を絶賛し、それからルミ子の田所の絵の見方が変わります。 ルミ子はその絵を譲ってもらおうと田所に会い、母親の田所の絵に対する感想を少しアレンジして伝えたところ、田所もルミ子に興味を持ち、二人はデートに行くことになります。 そして、三度目のデートでプロポーズされます。 ルミ子は即答せず、一度自分の母親に会って、それから決めたいと答えを保留します。 唯一、同じ絵画教室に通い、田所の同級生でもある仁美からは結婚を反対されますが、ルミ子は気にも留めませんでした。 そして、田所はルミ子の母親に気に入られ、またルミ子に対して『美しい家を築きたい』と語り、ルミ子は結婚を決意しました。 二人の新居は田所の両親が中古の一戸建てを用意してくれ、ルミ子は仕事を辞め、田所を支えることに専念します。 とはいえ、田所を送り出した後、実家に帰って母親に会うことも頻繁にありましたが、母親はそれを咎めませんでした。 結婚してから半年後、ルミ子の妊娠が発覚し、無事に娘が生まれました。 娘の名前は田所の義母が決めることになり、この名前も終盤まで明かされませんが、ここでは清佳と先に出させていただきます。 ルミ子は母親から受けた愛情をそのまま清佳に与えようと出来る限りの努力をします。 その甲斐あって清佳は人が望むことをしてあげられる子に成長し、母親もルミ子を褒めるのでした。 しかし、そんな幸せな生活にある悲劇が襲い掛かります。. 女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘が. 母性 - 湊かなえ/〔著〕 - 本の購入はオンライン書店e-honでどうぞ。書店受取なら、完全送料無料で、カード番号の入力も不要!お手軽なうえに、個別梱包で届くので安心です。宅配もお選びいただけます。.

この小説の登場人物のほとんどが名前がない。おかあさん、母親、娘。三人の血のつながった女性はすべてこう描かれる。それが余計血を感じさせ、奥にある湿った執着を感じさせてぞっとするところだ。逆に夫は田所と初めから名前がついている。こうすることで、この女性たちとの違いや溝といったことを感じさせる表現だと思う。 物語の最後でやっと母親と娘の名前は出てくるが、それまであまりにも名前がないまま物語は進んでいたので、その名前を知ったことがとても違和感があった。この違和感こそ、娘が感じていた名前に対する違和感なのだと思う。. 母性 (新潮文庫) 湊かなえ タイトルは「母性」ですが、テーマとしては「母」と「娘」でしょうか。 今回ちょっと辛口レビューとなります(;’∀’). 湊 かなえ 新潮社売り上げランキング: 15,971. お話を聞いた⼈ 木﨑ゆりあ(きざき・ゆりあ) 俳優。1996年生まれ、愛知県出身。SKE48からAKB48へ移籍、年に卒業。ドラマ「戦う!書店ガール」「おっさんずラブ―in the sky―」などに出演。唐十郎作の舞台「少女仮.

湊かなえの『母性』を読了しました。 ︎嘘つきは誰だ ある地方の県営住宅の中庭で女子生徒が倒れているのが見つかり、発見した母親が通報、「愛能う限り育ててきました」というセリフを言ったという新聞記事で小. 「母性」の購入はbookfanプレミアム店で!:bk:母性 / 湊かなえ - 通販 - Yahoo! 「母性」という穏やかで神聖なるものの象徴のようなタイトルにもかかわらず、このストーリーには全体的に湿度の高い気持ち悪さをまとっている。それは粘性の高い溶液に浸っているような不気味さだ。読み始めてすぐ直感でそれを感じたけれど、それがどこから来ているのか理解するのにそれほど時間はかからない。 母親の手記と娘の手記と交互に語られるこの物語は、自分勝手で自己満足のみで成立した歪んだ愛情を自分の好きなように投げようとする母親と、とそれをなんとか受け止めてろ過し、正常な愛情として自分のものにしようと奮闘した娘の戦いそのままである。そしてここまで歪んだ愛情を正しいものとして疑わない母親の人格はどこで壊れたのか、それは最後までわからないままだった。 母親は自身の母親とは仲がよすぎるくらいの仲だった。友達親子とも姉妹親子とも言われるような、限りなくくっつきあった関係は傍目にはとても不自然で気持ちが悪く、そして理解できないものだった。ただ母親の母親は結婚しているのだからあまり実家に帰ってきてはいけないとか、比較的当たり前のことを諭しているにもかかわらずどうしてこの母親はこうなったのだろう。そして最後まで自分は正しいと疑わないその自信はどこからくるのだろう。娘に与える愛情と思っているものはすべて自分のためだということにどうして気づけないのだろう。 「愛能う限り、大切に育ててきた」。なんていう気持ち悪い言葉のチョイスだろう。そしてこの気味悪さと、ねちねちとした女性の描写は湊かなえの真骨頂だと思う。そう思いながら読むのを止めることができなかった。. . 母性 新潮文庫 - 湊かなえのページをご覧の皆様へ HMV&BOOKS onlineは、本・CD・DVD・ブルーレイはもちろん、各種グッズやアクセサリーまで通販ができるオンラインショップです。 Pontaポイントもつかえて、お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!. 清佳は首吊りでしたが、冒頭の事件では飛び降りで内容が異なっており、ここでようやく度々登場した母の手記と娘の回想が冒頭の事件と関係ないことが判明します。 それもそのはず。 事件に興味を持った女性教師こそ清佳なのですから。 彼女は結局亨と結婚し、子供を身籠ることになりました。 清佳の首吊り後、仁美は死んではおらず、哲史と一緒に逃げ出します。 哲史はルミ子の母親の自殺する現場を目撃しており、さらに実はその前に絵を持ち出していたのです。 もし絵を諦めていれば、母親も一緒に助けることができたかもしれない。 そう思った哲史は罪悪感からルミ子、清佳から目をそらしていたのです。 その後、仁美から別れを告げられた哲史は戻ってきて、ルミ子はそれを許しました。 これらの事件を通して、清佳は自分が母に望んでいたことを生まれてくる子供にしてあげたいと考えていました。 自分の全てを捧げる。 しかし、『愛能う限り』とは決して口にしない。 そして、清佳は母娘についてこう考えます。 愛を求めようとするのが娘であり、自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが母性なのだと。.

でませんが、今回スーパーセールで送料無料のクーポンを使えたので大好きな湊かなえさんの. gooブログで書くようになってからというもの、使い方に戸惑うことも多かった。スマホで記事を読むと(PCの時もそうなのか?)最後に同じカテゴリで書いた一覧が表示されるらしい。最初はそれに気づかずに、ブロ友さんの、それが昨日のものだと思い込んでいくつも遡り、時にはコメントし. ★★★☆☆ 女には2種類いて、それは母性をもつ女ともたない女だ、という話。決して私が言ったのではありません。作中で、登場人物を通して作者が述べたことです。だ. 湊かなえさんの作品でもあるし「母性」という、意外と巷にある言葉に惹かれ購入 母性 - 湊かなえ 期待を裏切らない展開にもう「一気読み」でした。それにしても、どうしてこんな風に彼女の作品は「人間の関係性」について、魅力的に描けるのだろう、と いつも思います。. 遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が. 母性 湊かなえ (花ごよみ) 母性 この物語は、 「母性について」「母の手記」「娘の回想」と 3つに区分された構成になっています。 各章とも登場人物の独白で綴られています。 母親が書いた 『愛能う限り娘を大切に育てた』という手記と 娘の回想。. 湊かなえさんでテーマが「母性」 しかも、母と娘の関係が柱となっている、となったら 姉妹の母である私が気にならないわけがない。 久しぶりに本を手に取って、高揚感を覚えました。 読み終わって、大きな感想としては ああ、なるほど。 とは思った.

湊かなえ 『母性』(新潮文庫)、読了。 母と娘の回想が交互に描かれ、 この2人の関係性の変化が時系列で示されていくのですが、 それぞれの視点から見た同じ出来事が、全く違うように解釈されており あぁ、歴史って、個人でも国家でも、それぞれの立場で全く異な. 高校生になった清佳は父の日記を見つけ、父親がどんな人生を送ってきたのかを知ります。 そんなある日、彼氏の中谷亨と会っている時、哲史の姿を見つけ、亨を置いて清佳は哲史の後を追います。 着いたのは、祖母が住んでいた、今は仁美に貸している家でした。 中から聞こえてくる二人の声から、哲史が不倫していることは明らかでした。 清佳はたまらず中に入り、二人を怒鳴りつけます。 哲史と仁美は学生時代、学生運動を共にし、その頃の気持ちを引きずっているのでした。 清佳は思いの丈をぶつけますが、仁美から思わぬ反撃を食らいます。 哲史が仁美と会っている理由、それは清佳とルミ子を見てられないから家に帰りたくないのだといいます。 清佳はルミ子に好かれようと必死だけれど、ルミ子は清佳を避けている。 それを見るのが、哲史は辛かったのです。 そして、話はなぜか祖母が死んだあの日のことになります。 実は祖母は焼け死んだのではなく、舌を噛み切って自殺したのです。 ルミ子に清佳を選択させるために、自分で命を絶ったのです。 そして、ルミ子は母親が自分ではなく清佳を選んだことが許せなかったのではないかと憶測を並べますが、その途中で清佳はワインボトルで仁美を殴打し、家から飛び出します。 そして帰宅後、ルミ子にこのことを伝えると、ルミ子に首を絞められて殺されかけます。 しかし、それではルミ子に罪を背負わせてしまうと考えた清佳は彼女を突き飛ばし、自ら首を吊って命を断とうとするのでした。. 母親と娘の手記の合間に、この事件に興味を持った教師2人の話も差し挟まれる。男性二人だと思いきや、一人は女性だったという軽い驚きは湊かなえらしいスパイスだ。この女性が実はこの娘だったのでは?と思ったのだけど、そこははっきりしない。もしかしたら10年後とかの娘が似たような事件を見つけたといったような設定なのだろうか。なにかしら関係がないとこの二人の存在理由もないわけだし、それが少し気になったところだ。 この「母性」は、全体的に暗くじめじめして歪んでおり、それがなんともいえない独特の雰囲気を醸し出している。映画でいうとチェコとかあたりの雰囲気があるように思う。そしてそれは決して嫌いではない。ハッピーエンドではあったけれども、なんとなく後味の悪い作品だった。しかしそれは個人的には好みではあるのだけど。. とある新聞記事。 市内の県立高校に通う十七歳の女子生徒が四階にある自宅から転落して、県営住宅の中庭で倒れているところを母親が発見します。 警察は事故と自殺の両方で原因を詳しく調べているとのこと。 母親は『愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて信じられません』と言葉を詰まらせます。 今朝見たこの記事がひっかかる女性教師は、母性について考え始めます。 すると、同僚の国語教師の前任校が今朝の新聞に載っていた女子高生と同じ学校だったことが判明し、二人は仕事終わりに飲みながら事件について話すことにします。 向かった店は女性教師の行きつけだという『りっちゃん』というたこ焼きが売りの飲み屋。 おたふくソースが似合いそうな女店主に出迎えられ、二人は事件について考えます。 後になって判明しますが、女性教師がこの事件を気にする理由。 それは妊娠中で、母性に関係するこの事件に興味を持ったからです。 しかし、この二人のやりとりはわずかであり、物語のほとんどは母親の手記と娘の回想で構成されており、読者はこの二人の心情から事件を考えていくというスタイルになっています。 ところが、ここには大きな仕掛けがあるのですが、これは後述します。.

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